Monday, July 20, 2009

an exhausting day

ヒールで長時間歩いて足が痛い。寝る前にメーク落とさなきゃ。おんなのこって大変ね。

今日は、井の頭公園に出店/出展している人たちの出し物を見たり話を聞いたりした。
前までは、こういうのに参加する人って狭義のartisticな若者だけ、みたいな勝手なイメージがあったけど、今日見てみたら、自分で日本各地を回って撮った電車の写真を1枚100円で売っている人とか、『北斗の拳』をそれはもう熱狂的に読み聞かせしている人とか、ジャンルも年齢層もいろんな人がいてすっごくおもしろかった。

完全にわたしの無知&失礼極まりない偏見なのかもしれないけど、いわゆる「オタク」の人って自分(たち)だけで自分(たち)だけの世界を築き上げてその中に住んでいるみたいなイメージがあったから、ああやって不特定多数の人の前にわざわざ出ていく人もいるっていうのを知ったのは、実は衝撃的なくらいに新鮮だった。

ちゃんとした根拠はないんだけど、前に比べてだいぶ、「オタク」という言葉にネガティブな意味合いが含まれることってなくなったんじゃないかな、なんてぼんやりと思ったり。逆に「日本が誇るべきもの」にすらなりつつある印象もあるし。
とにかく今日の『北斗の拳』の読み聞かせは、お腹がよじれるぐらいに本当におもしろかった。

(今では「オタク」の中にもいろいろと細かい分類ができて、「オタク」というくくりがそもそも有効じゃなくなってるのかもしれないけど。)

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生きることがとても難しく感じられる時もあれば、生きることについて何を悩む必要があるんだろうと思う時もある。

あっはっはって笑うのって、ご飯を食べるのと同じくらい、太陽の光を浴びるのと同じくらい、元気に生きるためにはきっとすごく大事なことなんだろうなあ。

激ポジの人には、何か周りにも伝染するとてつもないエネルギーがある気がする。
ニヒリズムは思考の必然だとか、ネガから逃れるには思考停止するしかないとかという思考を一度経験すると、「考える」ことと「ポジティブである」ことを両立できることのすごさはもう尋常じゃないものに思われる。

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倫理学の熊野先生がこの間言っていたこと。

哲学を専門にしない人には、
・部分的に理解する権利 と
・誤解する権利 がある

だから、ある哲学者の言っていること全てをその意図通りに理解しなくても/できなくても、何か自分にひっかかる(キター的な)ものがあればいいんだって。

いろいろな解釈と反論が可能な言葉だと思うけど(笑)、わりと納得。

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