Sunday, August 30, 2009

retour au togo

また戻るなんて、よっぽど好きなんだね~

といろんな人に言われますが、そんなつもりは全然ありませんでした。
ある日YouTubeでトーゴの曲を聞いていたら突然何かが私に憑依して、正気に戻った時にはチケットも何もかも手配されてて後には引けない状態になっていました。ひょっとしたら、今学期ユングについての授業を取っていた影響かもしれません。

まあ、半分冗談で半分本気などうでもいい話はさておき。
あれよあれよという間に今日30日が出発です。

夏休みの中でいちばん予定が少なくなりそうなところを狙って立てたスケジュールなのに、なぜか出発直前に怒涛のように予定が入っててんやわんやでレポートもそっちのけという、結局いつものお決まりのパターンになってしまいました。でも今回は出発の24時間以上前に荷造りの90%を終わらせたから大進歩。

今回は、YDP Togoが運営している農村ワークキャンプに計9人で参加してきます。
・・・というのが目的の半分ぐらいで、残りの半分は前回の時の友達に会いに行くっていう。仲の良かった友達が婚約・妊娠したらしいし。最近わたしの周りはドン引きするぐらいグローバルで結婚ラッシュです。みんな結婚しすぎ。ご祝儀貧乏万歳。

というわけで行ってきます。帰りは9月20日です。
何かあればgmailに英語かローマ字でメールしてください。あんまりメール見られないと思うけど。

Ciao

Friday, August 21, 2009

werewolf

わたしは狼人間。
月がわたしを支配する。

狼になった夜は、大切なものも、人も、何もかもわからなくなる。
不安がわたしの牙を立たせ、わたしを破壊へと駆り立てる。

無限の破壊の刹那に、わたしはふと、立ち止まる。
目を凝らすと、今までそこにあったはずのものが、
闇のなかに消えてなくなっていることに気づく。

自分すら見えない暗闇のなかで、わたしは仲間を求めて遠吠える。
その声は、虚空に響いて夜のしじまをいっそう際立たせる。
漆黒の湖が、幾重にも波紋を広げながら、深みを増してゆく。

暗黒の夜がもつ強力な魔力に怯え慄きながら、
今にも消え入りそうなわたしの中の「ひと」のかけらは、
わたし自身をそっと、深い深い孤独の中にうずめる。

これ以上、誰も傷つかないように。
これ以上、わたしが傷つかないように。

Friday, August 14, 2009

光と闇

The world isn't split into good people and bad people. We've all got both light and dark inside of us. What matters is the part we choose to act on.

この数週間で図らずも立て続けに先輩たちの激ポジな話を聞いて、前向きに生きるパワーが体にも心にも満ち溢れてきた。

Monday, August 10, 2009

Tsotsi

ギャビン・フッド監督、2005年、南アフリカ・イギリス合作

ストーリー(Yahoo! 映画より)
南アフリカ、ヨハネスブルクのスラム街に暮らすツォツィ(プレスリー・チュウェンヤガエー)は、仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返していた。ある 日、高級住宅街にやってきた彼は車を運転していた女性を撃って逃走。やがて、強奪した車の後部座席に生後間もない赤ん坊がいることに気づいたツォツィは、 赤ん坊を紙袋に入れて自分の部屋に連れ帰るが……。

***
ストーリーは、普通。見たことのある映画の中では「ある子供」とかと似ているかんじ。
エンディングはわりとキレイだけど、原作ってノンフィクションなのかな? こんなキレイなことが実際に起こったことだとしたら、ちょっとすごい。

それにしても、見る前から予期してはいたけどやっぱり目を見張ったのは南アの発展ぶり。
スラムの再現性って、どれぐらいなんだろう。ツォツィの家の中とか、トーゴの中流階級(と言ってもいろいろあるので、中の中くらい?)の家よりもインテリア充実してた気がする。
行ってみたいな。